【準中型免許】一発試験に向いた人、教習所に向いた人とは?
「準中型免許をとりたい、合格したいけど、一発試験がいいのか、教習所に通ってから試験を受けた方がいいのか?」と、迷っている方もいらっしゃると思います。それを決めるには、それぞれ向いた人がいるのではないでしょうか。今回の記事は、そこを深堀して検証してみたいと思います。
目次
なぜ、一発試験の合格率は低いのか?
準中型免許、一発試験の合格率は?
一般的に、自動車教習所に通わずに、運転試験場もしくは運転免許センターへ直接行って、学科と実技試験を受験することを「一発試験」といいます。いきなり運転免許センターで試験を受けるので、「飛び込み試験」とも言われます。
教習所へ通った場合は、準中型免許で約20万~40万円ほど教習料金がかかってしまうので、数万円の受験費用だけで済む一発試験の方がコスパが良いのでは?と考えている方もいらっしゃるでしょう。
でも、「コスパの良い一発試験がいいかも!」と思っている方には残念なお知らせですが、準中型免許の一発試験の合格率は「約10%程度」と言われているので、とてもとても低い確率です。
それと比べて、公安委員会が指定する「自動車教習所」に通って所定の教習を受けた場合の合格率は、80%以上の高い値となっています。
一発試験の合格率が低いのは、「安全運転意識」を重要視するから!
では、なぜ準中型免許の一発試験の合格率は低いのでしょうか?
結論から言うと、「安全運転意識」を重要視しているからです。
「自動車事故」について、私たちは普段から、その重大性を認識しているとは言えません。しかし事故になれば、「怪我人」や「死亡者」が出ることも珍しくはありません。大した事故でなくても、むち打ち症などの後遺症に悩む人も多くいます。
近年、年間の交通事故死亡者数はやっと3千人程度まで減少しました(令和3年の死者数は2,636人)が、アメリカで起きた同時多発テロの犠牲者数に匹敵します。これが毎年起きているにもかかわらず、重大視できない人がほとんどでしょう。
覚えておきたいのは、被害者だけでなく加害者の一生をもダメにしてしまう例も多くあることです。それを考えると、やはり重大な問題なのです。
交通事故の死亡者を出来るだけ出さないため、免許制度において安全運転を重要視した十分な訓練を施していくことが大切です。
ですから、教習所で必要な時間、訓練を施した人と、「我流」で運転技術だけ身につけた人では事故率が違ってくるとみて、免許制度全体で「一発試験」では厳しく採点しているとみてよいでしょう。
その上で、準中型免許の一発試験の合格率が低い理由はさまざまあるのですが、大きな理由の1つは「安全運転に対する見識(予測運転などの事故を防ぐ心構えと法令順守など)と技術が十分身についているか」を試験官が判断しようとするからです。つまり、試験官は不合格にする理由を探しているとみるべきでしょう。
実際に、ほとんどの方が何度も不合格になっています。それは、トラックドライバーの安全運転意識を高めようとしているからなのです。
準中型免許の一発試験で不合格になった理由
例えば、一発試験で不合格になった人が試験官にアドバイスされたことは、
①右折や左折する時の寄せ方がバラバラ
②S字とクランクの通り抜け運転の時、スピードが速すぎ
③前車との車間を詰めすぎ
などなどです。
それぞれ理由を考えてみましょう。
①トラック事故の原因ランキングには、「右折や左折時の衝突事故」が上位に入っているからです。それにはトラックの形状の特徴、つまり後ろのオーバーハングが長いことにより、右折や左折時に大きく膨らむ必要があります。ですから、右折や左折する時の寄せ方がバラバラだと、自転車やバイク等の巻き込み事故や他のクルマとの接触事故を誘発してしまいます。また、後方や低い位置の死角があることも問題です。
②トラックは車両重量が重くて重心が重いため、スピードの出し過ぎで思わぬ事故を招くからです。衝撃力はスピードに比例して大きくなりますが、車両重量の大きいトラックは、衝撃力はさらに大きくなり、重大事故につながります。ですから、S字とクランクの通り抜け運転の時、スピードが速すぎると要注意なのです。これは、③にも関連します。
③トラック事故の原因ランキングには、「駐・停車中の追突事故」が上位に入っているからです。例えば、渋滞中や低速走行中に前車に衝突したり、右折待ちで停車中の前車に衝突したりする交通事故の可能性は、前車との車間の詰めすぎにより高くなります。車両重量の重い準中型車以上のクルマは、特に注意が必要です。
こうして①②③をみると、やはり普通自動車に比較して、準中免許で乗れるクルマは重くて大きいことが、交通事故の確率と事故の大きさを増加させていると見ることが出来ます。
引用:
・大型・中型トラック別で見る事故の原因ランキング
・自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う 一般的な指導及び監督の実施マニュアル
運転免許試験は、クルマを運転する技術が高いか低いかを判断しているわけではないのです。もちろん、運転技術が高いことに越したことはありませんが、一般道路では「交通事故の確率を減らす」技術が最優先課題なのです。
トラックの死亡事故の原因
例えば、以下は令和3年度「トラックの法令違反別の死亡事故件数の割合」の統計データですが、一番割合が多いのが「漫然運転18.1%」です。トラックの死亡事故の大きな原因の1つは、漫然運転です。
つまり、ボーっとして運転する漫然運転も法令違反であり、それにより重大な死亡事故も起こしてしまう可能性もあることを念頭において、いつも安全運転できているかが大事なのです。
運転免許試験は、「運転が上手か下手かだけを判断しているのではない」、つまり重大な交通事故を起こさないためであることが分かります。
安全運転意識を高めるため、教習所のカリキュラムでは、運転実技だけでなく学科教習にも十二分に時間をかけています。
「じゃあ、準中型免許をとるためには教習所に通うしかないのかな~?」と思った方、ちょっと待ってください!
一発試験に合格するための専門教習の【ファーストライフ】におまかせください!
準中型免許の一発試験に合格するための専門教習とは?メリット・デメリットは?
ファーストライフの準中型免許教習では、「安全運転意識」を重要視した、教習所とは違うお安いカリキュラムをご用意しています。
もちろん、一発試験に合格するための専門教習です。いわば、受験勉強のように「傾向と対策」を理解した上で、一発試験にマッチしたカリキュラムを組んでいます。
そこで、準中型免許の一発試験に合格するための専門教習のメリットとデメリットを、以下にあげてみましょう。
一発試験に合格するための専門教習のメリット
◎豊富な指導経験 実績のある教習指導員・技能検定員が教習
ファーストライフの豊富な指導経験、実績のある教習指導員・技能検定員が、準中型免許の一発試験合格までしっかりサポートします。「安全運転意識」を重要視した試験の採点基準を把握しているから安心です。
◎とにかくリーズナブル
「免許なし」の場合、大阪市にある教習所の平均教習料金は40万円ほどですが、ファーストライフだったら、多くのお客様が31万円~34万円で免許取得されています。2割ほどお安くなるので、とにかくリーズナブルです。
◎余計な時間をかけず、大幅に時間短縮
教習所では通常、準中型免許の学科教習27時限、技能教習41時限を受講しなければなりません。
ファーストライフの教習では、集中して技能教習を行い、最短10日間で受講可能。学科は自宅で自分のペースで試験勉強すればOK。
◎準中型免許試験の実際のコースでの練習が可能
準中型免許の試験コースである門真運転免許試験場での練習が可能だから、一発試験合格に有利です。
実際の試験コースでの注意ポイントを、試験コースを熟知した指導経験のある教習指導員が説明します。
(※光明池試験場はコース開放がございません)
◎免許失効してしまい、免許をとり直しする場合もお手伝いします。
うっかりして更新期間内に更新できなかった、入院していて免許更新できなかった、海外へ渡航滞在していた、違反して免許取り消しになったなどで免許失効になった場合も、教習所へ通わずに、ファーストライフの準中型免許一発試験専門教習がお安くて、免許取得の近道です。
◎運転経験がある場合、運転グセなど試験の減点ポイントを矯正できます。
免許失効した方は、それまでの運転経験の中で自分なりの運転グセがついていることが多いです。しかしそれは、準中型免許試験の減点ポイントになるかもしれません。
ファーストライフの実績のある教習指導員が、試験時の減点ポイントとならないように、安全運転意識を重要視した運転方法に矯正していくことができます。
一発試験専門教習のデメリット
●学科教習がない
ファーストライフの一発試験専門教習には、教習所のような学科教習(座学)がないのがデメリットです。
▶準中型免許の学科試験内容
仮免試験:文章問題50問(45点以上合格)
本免許試験:文章問題90問、イラスト問題5問(90点以上合格)
※参考:大阪府警
これらの試験対策は、市販の問題集やネット上の免許試験模擬問題集を掲載しているサイトを利用するなどして、ご自分で勉強する必要があります。
また、出題される問題は受験する地域により傾向が異なるので、大阪で受験する方は、ファーストライフの実技教習中にアドバイスすることは可能です。
準中型免許の一発試験に向いた人、教習所に向いた人とは?
冒頭でも述べた通り、準中型免許の一発試験の難易度は高く、合格率は10%ほどしかありません。
そこで、一発試験に向いている人とはどんな特徴があるのか考えてみます。
◎学科試験の勉強を独学できる人
一発試験は、教習所のように学科試験対策の座学を受けることができません。ですから、学科試験の勉強を独学できる人には向いています。
きちんと時間をとって、市販の問題集やネット上の免許試験模擬問題集を探して、1人でも集中して勉強できなければなりません。
それが苦手な方は、教習所の方が向いているでしょう。
◎何らかの理由で免許失効となり、免許再取得を目指す人
うっかりして更新期間内に更新できなかった、入院していて免許更新できなかった、海外へ渡航滞在していたなどの理由で免許失効まで至った方、または、違反して免許取り消しになったなどの場合には、免許再取得を目指すことになります。
この場合は、運転経験があることになり、まったく運転経験がない免許なしの人より一発受験に向いていると言えるでしょう。
でも、免許失効してからのブランクが長すぎて、運転知識や運転技術をだいぶ忘れてしまったという方は教習所の方が向いているでしょう。
◎運転技術の腕に覚えがある人
上記の「何らかの理由で免許失効になった」方の中でも、運転技術の腕に覚えがある人は、特に一発試験に向いた人と言えるでしょう。クルマを運転する仕事に就いていた方、運転する機会が多かった方などです。
運転技術に腕に覚えがある人は、交通法規などの知識も兼ね備えているはずですので、教習所に通う必要はほぼないのではないでしょうか。
◎とにかくお金と時間をかけたくない人
準中型免許の取得のために教習所に通うとなると、40万円ほどの料金がかかってしまい、カリキュラムを消化するのに時間もかかってしまいます。とにかくそんなお金や時間をかける余裕がないという人は、一発試験にトライしてみてもよいでしょう。
でも、やはり一発試験は難関です。ある程度のお金と時間をかける余裕があれば、教習所よりお安く手っ取り早いファーストライフの一発試験専門教習を受講すれば、合格する確率も上がるでしょう。
以上のような人が準中型免許の一発試験に向いている人と考えられますが、それでもいきなり試験場へ行って受験するには勇気がいりますし、受験対策ができているという確信もなかなか持てないのではないでしょうか。
そんな時は、ぜひファーストライフの準中型免許の一発試験専門教習にお問い合わせください。
【準中型免許】一発試験に向いた人、教習所に向いた人:まとめ
準中型免許の一発試験に向いた人、教習所に通うのに向いた人をまとめてみましたが、その前提に、クルマを運転するには「交通事故を起こさない安全運転」を第一として考えておいた方が良いことが、上記統計データなどを見ておわかりになったと思います。
免許試験に合格した後も、万一事故になってしまった時の備えも考えると、「強制賠償保険」だけでなく「任意保険」にも加入しておくことが、ドライバーの義務と考えておいたほうが良いでしょう。
そうした心構えを持って、出来るだけ「安く早く」免許を取得することを考えましょう。
すると、一発試験で準中型免許を取得するには、とくに「運転に自信がある人」が向いていると言えます。
また、何らかの理由で免許失効してしまい免許の再取得が必要になったなど、「運転は出来るが準中型免許試験の受験対策」をしたい人なども、向いているといえます。
例えば、「受験対策」の1つとして挙げられるのが「車間距離」です。教習所の試験官が教える安全運転では、普段の街中でみられる車間距離の2倍ほどの距離をあけるように指導しています。街中の走行では、「前車との間に、クルマに入られてしまう」ことが頻発する状況です。
このように、試験場で要求される運転は、普段街中で要求される運転とは少し違っています。それは、安全運転を最重要視しているからであり、いくら運転がうまくても、試験場で普段の運転の仕方をすると合格することはできません。
そのため、「受験対策」をすることで合格率を高める努力をすべきです。ファーストライフの準中型免許の一発試験専門教習を受けるメリットがそこにあります。独学よりも、受験対策が出来ているFDSカリキュラムを受けると合格率は上がるでしょう。
ぜひ、お問い合わせください。
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