【府中運転免許試験場］免許再取得 技能試験 仮免運転練習体験談［東京］レポート 1
免許再取得 仮免試験対策講習 府中運転免許試験場 1
今回ご紹介させていただきます講習は、府中運転免許試験場にておこなわれる免許再取得のための仮免試験対策です。
「ついうっかりしていて免許を失効してしまいました」という今回ご相談いただきました女性のお客様は、それまで運転されていらしたということも相まって、独自に何回か府中運転免許試験場にて仮免技能試験を受験されたそうなのですが、あえなく不合格となってしまわれたそうです。それに加えまして、縁石に乗り上げてしまったりして最後まで試験コースを走らせてもらえなかったことが続いたそうで、当ファーストドライビングスクールにご相談くださったとのことです。
運転者目線と試験官目線では運転の仕方はカーブ走行一つをとっても全然見え方が変わってきます。そして、ふだんの運転では出来ていた事柄でも試験場ではなぜかできなくなってしまうということも少なくありません。ですので、そういった側面からもお客様のお役に立てますよう精進してゆきたいと思います。
ということでこの度は埼玉県にありますKM自動車教習所での練習のためにお客様とは練馬駅にて待ち合わせです。
当ファーストドライビングスクールの講習車で駅から教習所まで参りまして、その車両で練習いたします。
道中、お客様からだいたいのあらましをお伺いしましたあと、ふだんのことや政治などの雑談に花を咲かせながら無事到着いたしましたあと、受付を行いまして、早速練習開始です。
まずは乗車の際の手順としまして車体前後の安全確認、乗車するための車道の確認などを練習しましたあと、座席調節にミラー調整、シートベルト着用にギア・サイドブレーキの確認からエンジン始動など諸々の乗車手順を追いましたあと、まずはコースを外周いたします。何周かしましたあと、交差点への右左折を挑戦されます。
右左折の際、試験場の試験官は上手に運転できているかということもそうですが、「安全確認と寄せ」が出来ているかにも着目しています。お客様も含めまして一般的に、左折の際の左寄せというのがむずかしい課題となっております。ハンドルを失礼いたしまして一度、「左へはここまで寄せられます」というようにご案内させていただきます。するとお客様も一生懸命に、少しずつ左寄せの距離が縮まってまいります。
外周と信号機のある交差点での右左折を繰り返しながら30-40分ほど経過しましたところでS字クランクへと挑戦です。もちろんS字クランクともに初挑戦の場所で上手くとおれる必要はありません。試験場で上手く通るためのコツを掴んでいただくための練習です。
ここでわかりましたことは、S字最初の入りがむずかしく後輪が乗り上げてしまうことでした。その他の左右カーブと出口につきましては問題ありません。ということは、鋭角に曲がる際の車両右前方の余裕が分かりづらい、ということなのでしょうか。お客様にお聞きしますと、入るときのタイミングを掴みかねていらっしゃる、とのこと。要は、左折の際の寄せをキープしたままでS字に入る過程を慣れていただければよろしいかと思われました。
ですので、長い直進後にS字へ入っていただき、失敗しても気にせずに次へと走行していただき徐々に入るタイミングを調整、慣れてきましたところで、府中試験場コースの即したS字の入り方を踏襲しつつチャレンジしていく、というように練習をしてまいりますと、いささか自信がなさそうなご様子でしたがS字のタイミングはしっかり噛み合い失敗がほぼなくなりまして、たとえもし後輪が縁石に乗り上げましても、落ち着いて安全確認後にバックで復帰されるようになられました。
クランクに関しましては失敗されることはありませんでしたがお客様は「いまこの曲がりが上手く行っているのかよくわからない」とおっしゃられましたので、コース内で車から降りることは禁止されていましたので、助手席から失礼いたしましてハンドルと補助ブレーキをつかい、通れるギリギリのラインをお見せいたしました。お客様も窓から顔を出されたりして「これでぶつからないんだ、不思議」とおっしゃられながらもその後のクランクではいろいろ通り方を工夫されながら「ちょうどいいところ」を見つけられました。
次に坂道です。府中試験場の坂道は左右のカーブがあるタイプのもので、なかなか珍しいかと思われます。サイドブレーキ後に発進まえに安全確認やエンジンブレーキのきかせ方、坂を下り終えましたら一時停止後に安全確認後左折などよくよく繰り返し練習いたしました。
S字クランクがある程度通り慣れていらっしゃった後でしたので、問題なくこなされていらっしゃいました。
お昼休憩をはさみまして午後から二時間練習です。
心身がリフレッシュされ、お客様の場合、感覚もさきほど掴まれたものを忘れることなく運転されていらっしゃいます。それをお客様と一緒に確認させていただきました後、発着点と加減速の練習をいたしました。発着点の練習の際にはお客様とともに、並んで停めるポールと車の位置関係についての確認について、加減速では指定された速度への出し方やその後のブレーキにつきまして時間をかけながら理解を深めていただきます。
その後、踏切や見通しの悪い交差点を含めての、府中運転免許試験場を想定した通り方で時間まで練習いたします。お客様も慣れていらっしゃったようで、「いまのは右に寄りすぎた」「いまのは上手くいった」などの感覚がわかられていました。もう大丈夫そうです。
そうして時間いっぱいまでコースと修正を繰り返しまして、お時間になりましたら練馬駅までお送りして解散となりました。帰りの道中では練習についての感想や楽しい雑談をかわしましたので、幾分かお客様の不安は取り除くことが出来たのではないかと思われます。どうか、お客様に良い結果がもたらされますようお祈りしております。
こちらにも体験レポートがございます。
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