【画像付き】車の発進手順は6ステップ!覚え方や車の装置についても解説
運転免許を取得している途中の方や、免許を取得したけどしばらく車に乗っていなかった方は、車の発進手順を忘れているかもしれません。
「久しぶりの運転に不安を感じる」「運転を教えてくれる人がいない」
などの不安や悩みを抱えている方でも、本記事を読むと自信を持って車を運転できるようになります。ペーパードライバーの方や運転初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
車の発進手順や、車に搭載されている装置を画像付きで徹底解説していきます。
ファーストドライビングスクールでは、ペーパードライバー向けの講習や、新規での運転免許一発試験合格を目指す講習を行っています。
経験豊富なインストラクターが丁寧な教習を行いますので、だれでも運転技術が上達するでしょう。
出張教習でも利用できますので、苦手な運転を克服したい方はお気軽にお問い合わせください。
車の発進手順|6ステップ
しばらく車に乗っていなかったり、運転に慣れていなかったりすると、発進手順を忘れているかもしれません。
「車を発進させるだけ」と考える方もいますが、意外にも多くの手順を踏む必要があるのです。
車に乗る前に少し復習しておくと焦らず済みますので、この機会に覚えてみてください。
ステップ1.乗車して運転姿勢を整える
車に乗車したら、運転姿勢を整えましょう。運転姿勢を整える際に意識することは次の2点です。
・座席の位置を調整する
・ハンドルの位置を調整する
車種によって異なりますが、座席下などのレバーを引くと座席の位置を調整できます。ハンドルを調整するときも、ハンドル下のレバーを操作すると調整できる場合が一般的です。
乗車時の流れは覚え方を意識するのではなく、体で覚えると良いでしょう。
ステップ2.ルームミラーとサイドミラーを調整する
運転姿勢を整えたら、ルームミラーとサイドミラーを調整しましょう。ルームミラーは後続車を確認できる位置に調整します。
サイドミラーは、右左折時に歩行者を巻き込まないよう丁寧に調整しましょう。車線変更時にも重要な役割がありますので、調整は必須です。
運転席側に調整できるボタンがあるのが一般的ですので、車を発進させる際は必ず確認することをおすすめします。
ステップ3.シートベルトを締める
運転姿勢、ミラーの調整が完了したら、シートベルトを締めましょう。先にシートベルトをしてしまうと、調整時に邪魔になってしまいます。
とはいえ、シートベルト未装着で運転すると違反行為になりますので、必ず忘れずに締めましょう。
ステップ4.エンジンをかける
エンジンをかけるときの覚え方として「シートベルトを締めてからかける」と意識すると良いでしょう。締め忘れも防止できますし、安全に発進できるようになります。
なお、エンジンを掛けるときにはシフトレバーが「P(パーキング)」になっていることを確認してください。運転初心者にありがちなミスとして、シフトレバーが「P」になっていないことが挙げられます。
AT車の場合、シフトレバーが「P」になっていなければエンジンはかからないのが一般的です。また、ブレーキペダルも確実に踏みながらエンジンをかけるように注意しましょう。
ステップ5.シフトレバーをD(ドライブ)にする
エンジンがかかったら、シフトレバーを「D(ドライブ)」にしましょう。このとき、ブレーキペダルは必ず踏んでおく必要があります。
なお、ブレーキペダルを踏んでいなければシフトレバーを動かせないケースが一般的です。シフトレバーを動かせないと焦ることがないよう、必ずブレーキペダルを踏んで「D」に入れましょう。
画像:シフトレバー
ステップ6.アクセルを踏んで発進させる
安全確認を行い、ブレーキペダルから足を離して、アクセルペダルを踏んで加速させます。AT車は、アクセルを思い切り踏むと急加速(キックダウン)する点に注意が必要です。
焦ってアクセルを踏み込むとスピードがでてしまうため、ゆっくりと加速させましょう。
【画像付き】車を発進させる際に覚えておきたい装置の名称と位置
車を発進するために必要な、運転席周りの装置を画像で解説していきます。
装置の名称を覚えていると、教習時などの指示において理解度が高まります。効率的に運転技術を磨きたい方は、ぜひ参考にしてください
アクセル・ブレーキペダル
左:ブレーキペダル
右:アクセルペダル
アクセルペダル・ブレーキペダルの両方とも「右足」で操作します。両足を使って踏み分けている方も散見されますが、踏み間違いを防止するために必ず「右足」で操作しましょう。
パーキングブレーキ
車を停車させた際には、シフトレバーを「P」に入れるだけでなく、パーキングブレーキで2重ロックしましょう。
車から離れているうちに勝手に車が動くと大変危険です。MT車を運転する方は特に注意しましょう。
シフトレバー
シフトレバーのアルファベットの意味は次の通りです。
P:パーキング(停車時に入れる)
R:リバース(バック走行時に入れる)
N:ニュートラル(牽引時などに入れるのが一般的)
D:ドライブ(前進走行時に入れる)
N「ニュートラル」は、走行中に使用することがほぼありません。タイヤに力が加わらない状態ですので、故障時に車を牽引するときなどに使われます。
非常点滅スイッチ(ハザード)
ハザードランプは、路肩に停止するときや、故障時に後続車へ合図を出しておく際に使用するのが一般的です。
また、道を譲ってもらったときなどに後続車へお礼の意味を込めて使用されることもあります。
ライト・方向指示器(ウインカー)
国産車の場合、右側にあるのがウインカーと覚えましょう。覚え方は、上げると「左折」下げると「右折」です。
ライトは右側のつまみを操作すると「点灯・消灯」できます。
まとめ
車を発信させるときには、6つの手順を踏みましょう。
1.乗車して運転姿勢を整える
2.ルームミラーとサイドミラーを調整する
3.シートベルトを締める
4.エンジンをかける
5.シフトレバーをD(ドライブ)にする
6.アクセルを踏んで発進させる
これらの手順を毎回正しく行っていると、すぐに体で覚えられるでしょう。とはいえ、誰かに教えてもらいながら運転技術を磨きたい方もいると思います。
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