運転が不安なシニアの方は、ペーパードライバー講習がおすすめ!
「家庭環境の変化があって、突然運転しなければいけなくなった」
「だけどペーパードライバーだから、何年も運転していないから不安」
家族環境や家庭環境の変化、その他の理由により、どうしても運転しなければならない状況になることがあります。
長年運転していないペーパードライバーの方にとって、突然の運転は不安でしかありません。
またペーパードライバーの方の中には、シニアドライバーの方もいらっしゃいます。
昨今ではシニアドライバーの方々の自動車事故も問題視されていますよね。
ひとたび事故が起きてしまえば、大変な問題になってしまいます。
事故を起こさないために、しっかりと対策を考えておく必要がありそうです。
目次
運転が不安なシニアの方は、ペーパードライバー講習がおすすめ
今回の記事では、ペーパードライバーの方の中でも特にシニアドライバーの方に対して、ペーパードライバー講習の受講をおすすめする理由をお伝えしていきます。
また、記事の後半では、「ペーパードライバーではない」シニアドライバーの方にも、ペーパードライバー講習をおすすめする理由をご紹介します。
ペーパードライバー講習とは?
まずはじめに、「ところでペーパードライバー講習って何?」と思っている方にペーパードライバー講習のことをお伝えします。
ペーパードライバー講習で学べること
♦︎基本的な車の取り扱い
長い期間、車の運転から離れているペーパードライバーの方は、色々なことを忘れていると思います。
これは全然恥ずかしいことではなく、ごく自然なことです。
まずは車の基本的な操作から復習することができます。
車の各装置やスイッチの説明、ハンドルの回し方、ミラーの合わせ方など、教習所で免許を取得した時と同じような内容をしっかりと学ぶことができます。
基本的なことがわからないと、安全運転をすることは非常に難しくなります。
♦︎マイカーの取り扱い
自分が乗っているマイカーのことを、全て理解できているドライバーの方はとても少ないです。
自分の車の特徴、メリットやデメリットなどを指導員と一緒に確認することもできます。
自分が乗っている車の特徴を理解することは、安全運転にとって非常に大切です。
♦︎交通ルールの復習、安全な運転
ペーパードライバーの方にとって一番不安なところは、運転の操作ですよね。
しかし、長年運転から離れている方にとって、忘れてはならないのが「法律が変わっていること」かもしれません。
意外と思われるかもしれませんが、道路に関する法律はどんどん変わっています。
せっかく運転操作ができたとしても、ルールがわかっていない状態は危険です。
道路にある標識や標示を忘れていても、ペーパードライバー講習を受講すれば、指導員に聞くことができます。
♦︎バックでの駐車
久しぶりに運転する方にとって、大きな壁になるのが「バック」ですよね。
スーパーや病院の駐車場で、うまく駐車できずに困っている方を見かけることがあります。
ペーパードライバー講習の指導員は、指導のプロです。
しっかりとコツを指導してもらい、安全にバックで駐車できるようになります。
ペーパードライバー講習を受講するまでの流れ
まずは自分に合った講習のプランを選択します。
一番のおすすめプランは「お試しプラン」ですね。
自分の今の状況がわからなければ、どれくらいの時間の講習を受けたらいいのかわかりません。
まずはお試しプランで、プロの指導員に話を聞いてもらったり、運転の状況を見てもらったりすることをおすすめします。
自分に合った講習のプランを選択した後は、電話やLINEを使って予約をしていきます。
ペーパードライバー講習の出張講習では、受講する方の希望の場所まで迎えに行くこともできますので、必要事項の打ち合わせをする形になります。
まずは気軽に問い合わせしてみるのがいいかもしれません。
シニアドライバーの特徴は?
ではここからは、シニアドライバーの方の特徴についてご紹介していきます。
シニアドライバーの方にとって、ご自身の状態をしっかりと把握していくことが、安全運転には何より大切な要素となります。
運転能力の個人差が大きくなる
シニアドライバーの方の特徴としては、個人差が大きいことが挙げられます。
- 運転の頻度はどれくらいあったか
- 仕事で車が必要な状況だったか
- 事故の経験はあるか
など、一人ひとりの状況が全く異なります。
運転免許を取得したばかりの若い世代の方であれば、それほど大きな個人差は生まれません。
しかし長年の経験があるおかげで、運転が上手な方もいますし、運転経験が少なく運転自体を難しく思う方がいても当然、ということになります。
視機能の低下
やはり目の機能が全体的に落ちてくる特徴があります。
年齢が高くなると、動体視力が低下したり、視野が狭くなったりしてきます。
それ自体は人間の体の仕組みなので大きな問題はありません。
問題なのは、「若いころと同じ運転をしてしまう」ことです。
動体視力や視野の能力は、車のスピードが出れば出るほど落ちてしまいます。
身体の変化を認めて、おだやかな運転を心がけることにより、事故の危険性を大きく減らすことができます。
身体能力の低下、反応時間の遅れ、瞬間的な操作
目の機能と同じく、身体機能の低下も運転に大きく影響します。
人間は目から入ってきた情報を処理して体を動かします。
その際、年齢が高くなるとどうしても動きが遅くなってしまいます。
動きが遅くなることは、いざというときに「慌ててしまう」ことにつながります。
目の働きと同じように、スピードを落としておだやかな運転をしなければなりません。
疲れやすさ、注意力・集中力の低下
シニアドライバーの方の特徴としては、疲れやすさもあります。
疲れてくると、注意力が散漫になったり、集中力が低下したりすることも。
日頃通い慣れた道や、午前中の運転であれば大きな問題はありません。
しかし、突然不慣れな道を走ることになったり、夜に走行したりするときは、いつも以上に疲れを感じてしまいます。
過去の運転経験が、今の運転に影響する
最後にご紹介するのが、過去の運転経験が今の運転に影響を与えてしまう、ということです。
自分の身体の変化とうまく付き合っていくのが良いドライバーの条件です。
過去に運転に関する仕事をしていたなど、運転に自信があるシニアドライバーの方も多くいます。
運転が上手なことは素晴らしいですが、「過信」は禁物です。
今の自分の状況を客観視できるかどうかが、安全運転のためにはとても重要な要素となります。
ペーパードライバーのシニアの方に、ペーパードライバー講習をおすすめする理由
ここまでシニアドライバーの方の特徴についてお伝えしてきました。
いよいよペーパードライバーのシニアの方に、ペーパードライバー講習をおすすめする理由について
紹介していきます。
出張型講習で指導員が来てくれる
ペーパードライバー講習に対して馴染みのない方にとっては、ビックリすることかもしれません。
実はペーパードライバー講習を行なっているところでは、「出張型の講習」を行なっています。
講習を予約する段階で、待ち合わせをする場所や時間を決めます。
自分の好きなところまで、指導員がお迎えに来てくれて、そこから講習がスタートできる優れもの。
無料で迎えに来てくれる場所かどうか等の条件はありますが、問い合わせの段階で確認してみることをおすすめします。
料金が比較的安い
ペーパードライバー講習は、主に出張型の講習と自動車教習所の講習に分けられます。
自動車教習所で行われるペーパードライバー講習に比べ、出張型の講習は料金が安く設定されています。
自動車教習所のペーパードライバー講習よりも、ペーパードライバー講習を専門としている出張型の講習の方が、多くのプランを用意しているところも、料金が安く抑えられる秘訣かもしれません。
※たくさん講習を受けると、一時間あたりの料金が安くなるなどのプランが用意されています。
マイカーで受講できる
せっかく練習するのなら、自分の車で練習したいですよね。
ペーパードライバー講習の大きな特徴としては、「マイカーで受講できる」ことが大きな特徴です。
もちろん、教習車で練習したい方もいらっしゃるので、その場合は教習車をレンタルできるところもあります。
マイカーで練習する場合、ぶつけてしまうなどの事故の心配があります。
しかし、マイカーで講習を受講する場合も、特別な装置をブレーキに取りつけ、指導員がしっかりとサポートします。
マイカーでの受講であっても、安心して練習することができますね。
自分に合った練習プランをお願いできる
ペーパードライバー講習の大きなメリットとしては、「練習する内容を自分で選択することができる」ということです。
例えば、
- 車の基本的な装置について、一から教えてほしい
- 新しい車を買ったんだけど、一から使い方を詳しく知りたい
- 交通のルールをほとんど忘れてしまったので、教えてほしい
などといった知識を覚える練習を中心に行うことができます。
また、
- バックの練習だけがしたい
- 高速道路に乗る練習がしたい
- 立体駐車場などの狭い駐車場に入る練習がしたい
などの、課題に特化した練習も可能となっています。
生活に直結した練習ができる
自分にあった練習プランと重複しますが、生活に直結した練習ができることも、ペーパードライバー講習の魅力です。
せっかく練習するなら、自分の生活に必要な内容を練習したいですよね。
例えば、
- 自分の家の近くを練習したい
- 自分の家から病院までの道を練習したい
- スーパーまで買い物に行って、帰ってくるまでを練習したい
- 家族や知人の家まで行けるか練習したい
このような練習が可能です。
※もちろん、距離や時間によっては難しい場合もあります。
講習を予約するときに、「どのようなことが不安なのか」「どのようなことを学びたいのか」を伝えるようにしてください。
ペーパードライバー講習は、指導員からの一方通行の講習ではなく、受講生の方と一緒に作り上げていく講習です。
考えている不安なことを解消するために、遠慮せず指導員へ相談してみることをおすすめします。
運転に慣れているシニアの方も、ペーパードライバー講習がおすすめです
では最後に、運転に慣れているシニアの方にも、ペーパードライバー講習をおすすめする理由をお伝えしていきたいと思います。
「自分は大丈夫!!事故は起こさないから!」
と思っている方であっても、絶対事故を起こさないということはあり得ません。
いつもとちょっと違う視点を持っていただければ幸いです。
自分の運転状況のチェックができる
自分の運転状況をチェックする環境はどれくらいあるでしょうか?
トラックドライバーの方や、タクシードライバーの方であれば、まさに運転そのものが仕事です。
定期的な講習会の参加や、一定の運転技術が常に求めれます。
ただ一般のドライバーの方は、第三者から運転について意見を言われることはほとんどありませんよね。
自分の運転状況をチェックすることで大切な視点が二つあります。
一つは、自分が安全運転をきちんとできているんだ、という自信を持つこと。
もう一つは、自分は思っていた以上に、ちょっと危ない運転をしているな、という気づきを得ることです。
運転を「褒めてもらう」ということも大切なことです。
ずっと無事故無違反の方であっても、自分の運転を見てもらい、第三者からの意見をもらう。
素晴らしい運転であれば、褒めてもらうことで、今後の安全運転に繋がります。
逆に自分が思っていたよりも、ちょっと危ない運転をしている場合もありますね。
この場合は危険で、基本的に家族や友人は、あなたに対して「危ない運転してるね!」とは教えてくれません。
プライドを傷つけたくないあまり、本当のことを言えずに怖い思いをしている方もいるかもしれません。
だからこそ、プロの指導員から運転についてのアドバイスがあるといいですよね。
最新の交通ルールが学べる
前にも少し触れましたが、交通ルールの変更はどんどん行われています。
新聞やニュースをくまなくチェックしている方であれば、情報を手に入れることができます。
しかし多くの場合、最新のルールは全く知らないし、日頃関わっていないルールについてはどんどん忘れてしまうというのが現状です。
普段交通ルールを学ぶ機会はどれくらいありますか?
おそらく免許更新時の講習程度ですよね。
ゴールド免許の方であれば、30分の講習を受けて「今後も安全運転お願いします!!」で終わり。
これではルールを忘れてしまっても仕方ないといえます。
自分の運転を確認してもらいながら、かつ交通ルールの復習ができることも、ペーパードライバー講習の魅力の一つといえます。
高齢者講習の対策になる
免許更新時の年齢が70歳になると、免許取得時の講習が「高齢者講習」になります。
※この高齢者講習が、免許取得時の講習の代わりになります。
講習の内容としては、指導員との対面式の講義を受けたり、目の検査を受けたりします。
そしてもう一つ重要なのが、車の運転状態をチェックしてもらうことです。
高齢者講習の運転では、多少のミスがあったとしても、免許の更新ができなくなることはありません。
しかし、実際の道路においてはそのミスが命取りとなります。
高齢者講習に不安を覚えている方や、高齢者講習で指導員から指摘を受けたシニアドライバーの方は、別の機会にペーパードライバー講習を受講してみるのも、安全運転にとって大切なことかもしれません。
また2022年5月からは、75歳以上のシニアドライバーで、かつ一定の違反行為のあるドライバーには、免許更新時に試験が導入されます。
この試験に合格できない場合は、免許の更新ができません。
現状では、全てのシニアドライバーの方々を対象として試験が行われることはなさそうですが、今後の状況次第では、ルールが変わっていく可能性が十分に考えれます。
やはり免許更新時の練習だけでなく、自分の運転状況を客観的に把握するために、ペーパードライバー講習の受講がおすすめできます。
人との繋がり、会話の場になる
直接運転に関わることではありませんが、講習を受講するメリットをご紹介します。
それは、車の練習を通じて人との繋がりが生まれるということです。
運転を指導するとき、ずっと運転の話ばかりしていてはつまらない講習です。
運転以外のお話も、車の操作に慣れてきたときにできるはず。
日頃不安に思っていることなどを、指導員にお話ししてみてはいかがでしょうか。
講習を担当する指導員は、適度な距離感があって、話しかけやすい立場です。
車の運転だけでなく、人との関わりの場や会話の場としても、ペーパードライバー講習を利用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、運転に不安がある方は、ペーパードライバー講習がおすすめということをお伝えしてきました。
ペーパードライバーの方やシニアドライバーの方が一番心配なことは、「事故を起こしてしまう」ということです。
一度免許を取得してしまったら、再教育してもらう場所はない。
そう思われている方もいるようです。
しかし、プロの指導員がいつでも教えてくれる環境があります。
それがペーパードライバー講習です。
ペーパードライバー講習を受講して、少しずつ不安を取り除いていきましょう。
ペーパードライバー講習は、受講する方々の生活に寄り添った講習スタイルです。
運転に不安を覚えているペーパードライバーの方、シニアドライバーの方は、受講を検討してみてはいかがでしょうか?
改めまして、『ファーストドライビングスクールでの講習内容』を簡単に説明させていただきます。
ペーパードライバー講習の他にも様々な講習を行なっておりますので参考にしてみてください。
ファーストドライビングスクールでの講習内容
☑︎ ペーパードライバー講習
基本的な車の動かし方から交通ルールの確認、車庫入れの練習、高速走行、送迎や通勤などの決まった道の練習
マイカーを使用したレッスン(教習車のレンタルも可能)、実際に使用する道を走行するレッスンなど
☑︎ 運転免許一発試験(新規取得、再取得)
☑︎ 企業向け安全運転講習
☑︎ 外国免許切り替え
☑︎ 普通第二種免許対策
ファーストドライビングスクールでは体験講習のほかに、運転レベルに見合わせたコースをご用意しております。
教習所ペーパードライバー講習よりもお安い、ペーパードライバー出張個人講習がおすすめです。
例えば、教習所では平均 1時限50分 平均6,500円〜7500円ですが、
ファーストドライビングスクールでは 50分 4,800円とお安く受けられます。
※お選び頂くコースにより変動します。
ファーストドライビングスクール料金
■ スタンダードプラン
3時限(150分)×4回コース 61,500円
→ 1時限(50分)あたり5,125円
■ エキスパートプラン
3時限(150分)×7回コース 103,800円
→ 1時限(50分)あたり4,943円
■ スペシャリストプラン
3時限(150分)10回コース 145,800円
→教習所での技能教習の時間とほぼ同じ時間の安心の練習量!
*オプション
☑︎ 教習車レンタル50分 200円
☑︎ 早朝or夜間料金(5:00〜7:00、17:00〜19:00) 1,100円
お問い合わせ先はこちら
- 東京
〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F - 大阪
〒570-0032 大阪府守口市菊水通2丁目4-16守口一号館 3F
女性シニアも安心ペーパードライバー出張講習 大阪・京都・奈良
ファーストドライビングスクール大阪校
所在地 〒570-0032 大阪府守口市菊水通2丁目4-16-守口第一ビル3F
女性シニアも安心ペーパードライバー出張講習 東京・神奈川(横浜)・千葉・埼玉
ファーストドライビングスクール
所在地 〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
TEL:050-1720-9603