体験談・お知らせ

TOPICS

ペーパードライバーが1人で練習する時、気をつけること8選

「ペーパードライバーを卒業したい!」と思い始めた時、いきなり1人で運転して練習できるのだろうか…、他のペーパードライバーの方たちも1人で練習したりしているのだろうか…と、とても気になったりしますよね。
結論から言うと、1人で練習している方は意外と多いです。そして、晴れてペーパードライバーを卒業できた方々がいらっしゃいます。
でも、運転に不慣れなペーパードライバーさんが1人で練習する時に気を付けることがいくつかあります。ご紹介したいと思います。

ペーパードライバーが久しぶりにクルマを運転する時、1人で練習できる?

女性運転講習

ペーパードライバーだった方が、自分の就職や夫や妻の転属、子供の学校への送り迎え、両親の病院への送り迎えなどライフスタイルの変化で運転せざるを得なくなることが多いようです。

そこで、久しぶりにクルマを運転する時、1人で練習することができるのでしょうか?とても不安ですし、気になりますよね。

ネットでいろいろリサーチしてみると、意外と1人で練習する方が多いようです。

でも、人によってクルマを運転していないブランク期間はそれぞれです。
例えば、ブランク期間が5年以内程度で、運転操作をきちんと覚えていたり、運転感覚がまだ残っているのであれば、いきなり1人で運転してもすぐに慣れるかもしれません。
しかし、10年以上も運転していないのであれば、かなり運転操作も運転感覚も忘れているため、自力でペーパードライバーを卒業することは難しいのと同時に、危ないのではないでしょうか。

それに、10年以上も運転していないと、その間に自動車の方は進化しているので、以前と比べて運転操作の違いがある可能性が高いです。
例えば、新しいクルマを始動するのはキーではなく、ボタンになっていたりしているので、始めから混乱するかもしれません。詳しくは後述します。

ですから、すべてのペーパードライバーの方に、いきなり1人で運転することをおすすめしません
「運転が怖くて不安」と感じて、なかなか第一歩を踏み出せない方は、経験豊富なインストラクターがていねいな教習で、個別のリクエストに対応してくれるペーパードライバー出張講習を利用することをおすすめします。

ここでは、「大丈夫、1人で運転できそう!」と思うペーパードライバーの方に、「1人で練習する時、気をつけること8選」をお伝えしたいと思います。

余談ですが…、先ごろMT車、つまりクラッチがありシフトチェンジするクルマを30年ぶりに運転しました。クラッチの感覚は残っているように感じていたのですが、やはりクラッチミートのポイントは、車それぞれ癖があるのを忘れていました。見事、最初にエンストしてしまったのですが、何事にも「慣れ」というポイントがあるようです。

ペーパードライバーの皆さんも、なによりも練習して慣れることが大事です。

ペーパードライバーが1人で練習する時、気をつけること8選

①初心者マークをつける

初心者マーク

ペーパードライバーを卒業しようと思って練習したい時、まずは初心者マークをつけることをおすすめします。
初心者マークをつけて運転すれば、(実は初心者じゃなくてペーパードライバーだけど)、運転が未熟であることを周囲のクルマへアピールすることができるからです。

本来は、免許を取得してから1年未満の間つけるのが義務となっていますが、しばらく運転していないペーパードライバーが初心者マークをつけても法律違反にはならないので大丈夫です。

ペーパードライバーが初心者マークをつけるメリットは、初心者と同じように運転が未熟であることを周囲に知らせて理解してもらえることです。
周囲のクルマに、運転に慣れていないからもたついているということがわかるので、初心者マークをつけないで運転するよりも安全であると言えます。

引用:『ペーパードライバーが初心者マークをつけても大丈夫?違反じゃないの?』

初心者マークを付ける位置などについても、『ペーパードライバーが初心者マークをつけても大丈夫?違反じゃないの?』をご覧ください。

②運転に適した服装にする

運転する時には、ペーパードライバーに限らず、活動しやすい服装にするのが原則です。特に、靴に関しては各都道府県の条例が定められている場合があります。

特に、運転に不慣れなペーパードライバーは、アクセルやブレーキの踏み加減が安定していません。的確にアクセルやブレーキを踏めない可能性がある靴、足裏の感覚がつかみづらい靴は「運転操作不適」になりやすいため避けましょう。
厚底のビジネスシューズやスニーカー、ハイヒールなどは避けましょう。すぐに脱げてしまうようなサンダルも、アクセルやブレーキ操作が的確に行えない場合があるため、危険ですので避けましょう。
運転免許をとって間もないドライバーが「運転操作不適」により事故を起こしやすいことは統計データにも出ています。

東京の条例(東京都道路交通規則)では「木製サンダル、げた等運転操作に支障を及ぼすおそれのあるはき物」は禁止されています。大阪の条例(大阪府道路交通規則)でも、「げた又は運転を誤るおそれのあるスリッパ等」は禁止されています。

運転しやすい靴を選びたい時は、ドライビングシューズにしましょう。滑りにくいゴムソールがかかとまでせりあがっているものが多く、アクセルやブレーキ操作が安定します。

③いつも通る道、送迎する道を繰り返し練習する

ペーパードライバーを卒業したいと思ったきっかけは、以下のアンケート結果のように、ライフスタイルの変化によるようです。

ペーパードライバーを卒業したきっかけ
ペーパードライバーを卒業したきっかけ 出典:三井住友海上火災保険株式会社

こういった場合は、自宅から目的の場所(例えば、子供や親の送迎先、いつも行くスーパー)までの往復の道のりを繰り返し練習することを目標とするのが良いでしょう。

その理由は、まず、今後どうしても必要だからということがあります。もう1つは、それまで徒歩や自転車でいつも通っていた道であれば、見慣れているエリアだからということがあります。
見慣れているエリアであれば、道順や普段どんな環境であるかがわかっているため、その分、初めて通る道よりも慣れていない運転に専念しやすいからです。

そして、繰り返し練習することで、いつも通る道の運転の仕方や注意点について、身につくのが早くなります。

高齢者運転
ファーストドライビングスクールでは「いつも通る道」で教習できます!

できれば毎日繰り返し運転するのがベストです。それが、ペーパードライバーを卒業するコツとなります。
さらに、いつも通る道を運転することに慣れてくると、新しい道を通ることになっても応用が効くようになってくるでしょう。

④交通量の少ない時間帯を選ぶ

運転に慣れていないペーパードライバーが練習する時間帯は、人や自転車、クルマなどの交通量が少ない時間帯を選んで練習するのがベストです。

都会 早朝運転
都会でも、早朝であれば空いていて視界も良い道路(渋谷・表参道)

その理由は、ずばり、注意点が少なく、運転技術が身についていないペーパードライバーが運転しやすいからです。
その逆に、朝や夕方の通勤時間帯に練習するのは、絶対避けた方が良いでしょう。その理由は、一番交通量が増える時間帯で、道路環境が複雑になり注意点が多くなるからです。

交通量が少なければ、他のクルマや人や自転車、バイクなどにあまり気を取られず、運転に専念しやすくなります。

例えば、運転にもたついてスピードが極端に遅くても、後続車に迷惑がかかりづらい、車線変更がスムーズに行える、狭い道に入っても歩行者の回避が少なく、対向車とのすれ違いも少ないなどがあります。

けれど、いずれは交通量が多い道路を走行することになるので、歩行者や自転車、他のクルマがいると思って、安全確認をしっかりイメージトレーニングすることをおすすめします。

昼間と夜間のどちらが良いか?と言うと、できれば昼間の交通量が少ない時間帯が良いでしょう。その理由は、視界が良いからです。

でも、夜間は昼間よりも交通量が少ないのが通常ですので、夜間に練習することもありです。昼間は仕事のためなかなか練習できないというペーパードライバーさんで、毎日夜間に練習して卒業した方もいます。道路がすいているので、疲れずに遠くまで運転でき、たくさん練習できるというのがメリットだそうです。

ただし、視界は昼間より悪いですから、歩行者や自転車の飛び出しなどには十分注意して、信号をしっかり守って運転するのがポイントです。

⑤広い駐車場を選ぶ

ペーパードライバーを卒業するためには、自宅の駐車場はもちろん、出かけた先で必ず駐車・車庫入れをしなければなりません。

初心者やペーパードライバーのうちは、どうしても車幅感覚(車両感覚)ができていないので、短時間にスマートに駐車することができません。
出かけた先の駐車場の駐車スペースは形状もさまざまですから、臨機応変に対応しなければなりません。
ですから、できるだけ広い駐車場を選びましょう。

駐車場
ペーパードライバーがゆっくり駐車練習できる広くて空いている駐車場

狭い駐車場の場合、通路や駐車スペースの幅も狭く、駐車するために切り返し回数が多くなるので、運転が不慣れなペーパードライバーにはどうしても負担となってしまいます。
また、混雑していると、後続車にも待機してもらわなければならず、余計にプレッシャーがかかってしまいます。

広い駐車場であれば、切り返しも少なくて済み、すいているエリアであれば後続車を気にすることなくゆっくりと駐車・車庫入れの練習が可能になります。

⑥どうしても怖い場合は、助手席に運転できる人を乗せていく

ここまで、ペーパードライバーが1人で練習する時に気をつけること5つお伝えしてみましたが、いざ運転するとなると「どうしても怖いな~」という場合は、助手席に運転できる人を乗せて練習しましょう。

●親しい家族や友人を乗せていくのが、一番手っ取り早いでしょう。
そうすれば、ペーパードライバーが苦手な車線変更や合流、狭い道での対向車とのすれ違い、一方通行など標識の見方など、その都度的確にアドバイスをもらうことが可能です。

また、万が一、運転操作がおぼつかなくなって運転不能になった時、あるいは緊張しすぎて疲れたり具合が悪くなった時も、すぐに運転手を交代できます。

●ペーパードライバー出張講習のインストラクターを頼む。
でも、親しい家族や友人が近くにいないという場合もありますよね。また、いたとしても運転を教えてもらう時にどうしてもケンカになってしまう場合もあるようです。それが親しい証拠なのですが、一度そうなるとなかなか続かなくなってしまいます。

そういった場合は、ペーパードライバー出張講習を利用するのがおすすめです。資格を持ったインストラクターが貴方の状況を見て、的確にアドバイスをしてくれます。

指導員 女性 運転

⑦初めて行く場所は、事前に地図本やナビゲーションでイメージトレーニングをしておく

少し慣れてきて、初めて行く場所に運転していこうと思った場合には、事前に地図本やGoogleマップ、ナビゲーションでイメージトレーニングしておきましょう。

慣れた道がすでに頭に入っているのと同じように、初めて行く場所でも、どこまで行って右左折するのか、車線変更は必要なのか、狭い道を通らなければならないのか、駐車場はどのくらいの規模なのかなどが事前に記憶されていれば、現地に行った時に慌てずにすみます。

Googleマップの航空写真で車線数を確認したり、ストリートビューで曲がり角の目印になる建物などもインプットしたりして、イメージトレーニングをばっちりしておくと安心です。

慣れていないと運転に疲れてしまうこともあるので、休憩できるコンビニの場所なども確認しておきましょう。

⑧レンタカーを借りる時は十分注意する

ペーパードライバーを卒業したくて練習をするのに、新車や中古車を買うのが負担となるため、レンタカーを借りる方もいらっしゃるようです。
しかし、車に乗りなれていないペーパードライバーがレンタカーを借りる時は十分注意しましょう。

万が一の時を考えて、できれば運転に慣れている人に同乗してもらったり、以前乗った車に似たクルマを借りたり、事前に簡易保険に入ったりしておくと安心です。

以前乗ったクルマに似たクルマを借りる理由は、運転操作感覚にあまり違いがなく、慣れるのも早いからです。最近の新しいクルマはエンジンの始動もキーではなくボタンで、他にも運転支援装置などのボタンが増えて混乱する可能性があります。
さらに、車体サイズが大きいクルマは避けましょう。車幅感覚に余裕がないと、狭い道で対向車とすれ違う時などに苦労します。

マイカーがあれば、スイッチの位置や車幅感覚もいつも同じで覚えやすいのですが、レンタカーであると車両それぞれのクセもあり、ペーパードライバーにはその差に対応することが負担でもあります。
レンタカーの時は走り出す前に運転席で十分時間を取って、車両個別の装置に慣れておきましょう。

ペーパードライバーが1人で練習する時、気をつけること8選:まとめ

「ペーパードライバーを卒業したいけど、1人で練習して大丈夫かな…」と悩んでいる方のために、1人で練習する時に気をつけることを8つご紹介してみました。
ペーパードライバー歴が短くて、運転感覚や車両感覚がある程度残っている人は、上記のことを実行しながら1人で練習しても良いかもしれません。
8つの中で安全のために一番良いのは、初心者マークをつけたり、運転できる人に同乗してもらうことです。
親しい家族や友人に同乗してもらえない時は、ぜひ、ファーストドライビングスクールのペーパードライバー出張講習を気軽に利用してみてください。
忘れていた最低限必要な運転技術について、数時間から数日の出張講習を受ければ、あとは十分に1人で練習できるようなります。

ファーストドライビングスクール ロゴ

女性シニアも安心ペーパードライバー出張講習 大阪・京都・奈良
ファーストドライビングスクール大阪校
所在地 〒570-0032 大阪府守口市菊水通2丁目4-16-守口第一ビル3F

女性シニアも安心ペーパードライバー出張講習 東京・神奈川(横浜)・千葉・埼玉
ファーストドライビングスクール
所在地 〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
TEL:050-1720-9603

LINE問い合わせ
TOP