体験談・お知らせ

TOPICS

【交通事故を起こさない危険を予測した運転】ペーパードライバー指導員が解説!

車を運転する上で、最も避けたいのが交通事故です。一瞬にして多くの人の人生を変えてしまいます。

警察庁の統計によると、2023年の交通事故死者数は2,610人で、前年比5.7%減少したものの、依然として多くの尊い命が失われています。

今回は、交通事故を起こさない、また起こされないようにするための必須スキル、「危険を予測した運転」について包括的に解説します。

第1回目のテーマは「前の車の左ウインカーへの対応」です。

交通事故の中で最も多いのが追突事故

交通事故の中で最も多いのが追突事故で、全体の約3割を占めています。
追突事故とは、停車や減速している車に後方から衝突してしまう事故のことです。

その中でも、左折しようとしている車に追突してしまうケースが年間約2万件発生しており、決して少なくありません。

今回は、この左折車への追突事故を未然に防ぐための運転方法について詳しく説明します。

前の車が左ウインカーを出した場合の対応

前の車が左ウインカーを出した場合、以下のような行動が考えられます。

  1. 交差点を左折する
  2. 道路外の施設へ左折して入る
  3. 左へ寄せて駐停車する
  4. 左へ進路変更(寄せる)や左折レーン等へ車線変更する

それぞれの場合の注意点と具体的な対策を見ていきましょう。

1. 交差点を左折する場合

  • ほとんどの交差点には横断歩道と自転車横断帯があります。
  • 道路交通法第38条により、歩行者や自転車が横断している場合、前の車は一時停止して進路を譲る義務があります。   
  • 前の車が左ウインカーを出したら、横断歩道手前での一時停止の可能性を考えて、十分な車間距離を確保しましょう。具体的には、少なくとも3秒以上の車間時間を保つことが推奨されます。
  • 前の車がトラックなどの背の高い車の場合、より注意が必要です。後ろから横断歩行者の確認が難しくなるため、車間距離をさらに広げ、4秒以上の車間時間を確保することが安全です。

トラックドライバーの中には、安全確認のために必ず一時停止する習慣がある人、会社に一時停止を義務づけられている人もいます。
この習慣は「プロの運転」として評価されています。

2. 道路外の施設へ左折して入る場合

  • 左側の道路外にはコンビニエンスストアやファミリーレストラン等様々な店舗があり、そこへ入る際は歩道を横切ることになります。
  • 道路交通法第25条の2により、歩道に入る前に一時停止が義務付けられています。これは歩行者がいなくても、必ず一時停止しなければならないということです。
  • 前の車が施設へ入るためのウインカーを出したら、歩行者の有無にかかわらず、一時停止の可能性を考えて十分な車間距離を保ちましょう。
  • 特に商業地域や住宅街では、予期せぬ場所で車が左折する可能性が高いため、常に警戒が必要です。

3. 左へ寄せて駐停車する場合

道路脇に自店や自宅がある車、バス、タクシーなどは道路上に一時的に停車することがあります。

特にタクシーは客の乗降のため急に停車することがあるので注意が必要です。
タクシー乗り場や繁華街では、タクシーの急な動きを予測し、横を通り過ぎるときは十分な間隔を保つことが重要です。

4. 左へ進路変更や車線変更する場合

交差点付近や道路の分岐点では左車線へ車線変更する車があります。

車線変更後も、そのまま走り続けるとは限りません。
道に迷って急停車したり、元の車線に戻ろうとしたりする可能性もあります。

また、前に入ってきた車の動きに注意し、安全な車間距離を確保しましょう。
カーナビの普及により、突然の進路変更が増加しています。

常に周囲の車の動きを予測する必要があります。

最新の安全技術と法的責任

自動ブレーキシステムや車間距離維持機能など、先進運転支援システム(ADAS)を搭載した車両が増加しています。

これらの技術は事故防止に大きく貢献していますが、過信は禁物です。
最終的な責任は常にドライバーにあります。

追突事故の場合、後方の車両の運転者が過失割合100%となることがほとんどです。
前方不注意や安全確認不足は重大な過失とみなされます。

安全運転のための追加ポイント

車間距離を保

適切な車間距離を保つことは、安全運転の基本です。
一般道路では、少なくとも2秒以上の車間時間を確保することが推奨されています。

高速道路や悪天候時には、さらに長い車間距離が必要です。

速度を調整する

前方車両の動きに応じて、適切に速度を調整することが重要です。
特に、交差点や横断歩道に近づく際は、徐行して安全確認を行いましょう。

周囲の状況を把握する

前方車両だけでなく、後方や側方の車両の動きにも注意を払いましょう。
サイドミラーやルームミラーを効果的に活用し、360度の状況把握に努めることが大切です。

天候や路面状況への対応

雨天時や夜間など、視界が悪い状況では、より慎重な運転が求められます。
路面が濡れている場合は制動距離が長くなるため、通常以上の車間距離を確保しましょう。

運転技術の向上

定期的に運転技術を見直し、改善することも重要です。
安全運転講習会への参加や、最新の交通ルールの学習を通じて、常に運転スキルを向上させる努力が必要です。

まとめ

安全運転は、他の道路利用者への配慮と自身の安全を守るために不可欠です。

左ウインカーを出している前方車両への適切な対応は、追突事故防止の重要な要素の一つです。
常に危険を予測し、適切な車間距離を保ち、周囲の状況に注意を払うことで、安全で快適な運転を実現できます。

日々の運転で、これらのポイントを意識し、実践することが、交通事故のない社会への第一歩となるでしょう。

あなたは、運転中にどんなことに気を付けますか?

改めまして、『ファーストドライビングスクールでの講習内容』を簡単に説明させていただきます。
ペーパードライバー講習の他にも様々な講習を行なっておりますので参考にしてみてください。

☑︎ ペーパードライバー講習
基本的な車の動かし方から交通ルールの確認、車庫入れの練習、高速走行、送迎や通勤などの決まった道の練習
マイカーを使用したレッスン(教習車のレンタルも可能)、実際に使用する道を走行するレッスンなど

☑︎ 運転免許一発試験(新規取得、再取得)
☑︎ 企業向け安全運転講習
☑︎ 外国免許切り替え
☑︎ 普通第二種免許対策

ファーストドライビングスクールでは体験講習のほかに、運転レベルに見合わせたコースをご用意しております。

教習所ペーパードライバー講習よりもお安い、ペーパードライバー出張個人講習がおすすめです。
例えば、教習所では平均 1時限50分 平均6,500円〜7500円ですが、
ファーストドライビングスクールでは 50分 4,800円とお安く受けられます。
※お選び頂くコースにより変動します。

スタンダードプラン
3時限(150分)×4回コース 61,500
→ 1時限(50分)あたり5,125円
エキスパートプラン
3時限(150分)×7回コース 103,800円
→ 1時限(50分)あたり4,943円
スペシャリストプラン
3時限(150分)10回コース 145,800円
→教習所での技能教習の時間とほぼ同じ時間の安心の練習量!

*オプション
☑︎ 教習車レンタル50分 200円
☑︎ 早朝or夜間料金(5:00〜7:00、17:00〜19:00) 1,100円

  • 東京
    〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
  • 大阪
    〒570-0032 大阪府守口市菊水通2丁目4-16守口一号館 3F
ファーストドライビングスクール ロゴ

女性シニアも安心ペーパードライバー出張講習 大阪・京都・奈良
ファーストドライビングスクール大阪校
所在地 〒570-0032 大阪府守口市菊水通2丁目4-16-守口第一ビル3F

女性シニアも安心ペーパードライバー出張講習 東京・神奈川(横浜)・千葉・埼玉
ファーストドライビングスクール
所在地 〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
TEL:050-1720-9603

LINE問い合わせ
TOP